皆様からの誓いで、絵本が完成しました

「ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ絵本出版」とは?

みなさまから
投稿いただいた
誓い

皆様からの誓い

誓い相当分の金額を俄から
シャンティ国際ボランティア会(SVA)へ寄付

絵本

「ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ絵本出版」として、現地で絵本を制作し、難民キャンプ内の図書館に届けられました。

絵本出版事業の実績

出版された絵本について

絵本

「ミス・レケーコ」
著者 : Saw Dor & Nor Say
編者 : Khaepoeh KhiangA' moun

●絵本のおはなしは誰がつくったの?

出版を支援した「ミス・レケーコ」(カレン語版)のおはなしは、2006年にメラマルアン難民キャンプに当時住んでいたソードー氏によって作られたオリジナルのストーリーです。

●絵は誰がかいたの?

2012年にこのおはなしを絵本にして出版することが決定し、おはなしを少し書き加えた後、カレン族の難民画家であるマウンマウンティン氏によって絵をつけていただきました。

●どうやって出版したの?

シャンティ国際ボランティア会(SVA)の
現地スタッフと、メラ難民キャンプの
出版委員会が協力して出版されました。

出版委員会のメンバー

出版委員会のメンバー

●ストーリー

小さな女の子「レケーコ(カレン語で大きなおしりの人のことを指します)」のお尻が大きくなり、そこに村人が住むようになり、隕石とぶつかって新しい世界を作るという不思議で心あたたまるお話。

絵本ができるまで。できてから。

  • 1.

    マウンマウンティン氏による絵の作成

  • 2.

    SVAスタッフによる絵の確認

  • 3.

    SVAスタッフによる文と絵の編集

  • 4.

    メラ難民キャンプの出版委員会による絵本のドラフトの確認

  • 5.

    印刷~完成
    絵本の裏表紙(カレン語版)

  • 6.

    絵本完成を祝うマウンマウンティン氏と出版担当のマイケルスタッフ

  • 7.

    各難民キャンプの図書館への本の配布準備

  • 8.

    難民キャンプの図書館に配架された絵本

子どもたちの声

ノーサークムーちゃん

ノーサークムーちゃん
(12歳)
ヌポ難民キャンプ

私は、ヌポ難民キャンプに住むノーサークムーです。今は、7年生で、第1中学校に通っています。家族7人で暮らしています。 友達と遊ぶことが大好きで、なわとびやかけっこ、かくれんぼをよくして遊んでいます。私にはまだ小さな弟がいるので、友達と遊ぶ時にも面倒を見ています。 図書館には毎日来ています。本を読むことが大好きです。図書館ではたくさんの友達に会うことができますし、絵本や色々なおはなしを読むと、とてもワクワクします。
「ミス・レケーコ」のお話は、とても面白いと思います。今まで、おしりが大きくなる人は聞いたことがないので、とても驚きました。 女の子のおしっこやうんちが川や山になるのは、とても面白いです。私は川や山が大好きなので、もしおはなしに出てくる大きな川があったら、泳いでみたいです。 この本を読んで、お互いに愛し合い、助け合うことが大切だと思いました。
この本を図書館に届けてくださってありがとうございます。日本の皆さんの健康と幸せを願っています。

ノーシャーティーちゃん

ノーシャーティーちゃん
(10歳)
メラマルアン難民キャンプ

私は、ノーシャーティーです。小学校5年生で、メラマルアン難民キャンプの第4小学校に通っています。7人家族、5人兄弟の長女です。 普段は、兄弟の世話をしたり、ごはんを炊いたり、家の掃除をしたりして、家族の手伝いをしています。時間があるときにはいつも図書館に行きます。 図書館は私の家の近くにあるので、毎日たくさんの本を読むことができて嬉しいです。本をたくさん読んで、将来は学校の先生になりたいと思っています。 「ミス・レケーコ」のおはなしは面白いです。特にレケーコの大きなおしりの上に村の人が住むところや、おしりが割れているところに橋がかかるところは一番びっくりしました。 読んで、色々な困難がある中でも、私たちは幸せに生きることができるのだと感じました。この本を作るために支援してくださった皆さん、ありがとうございました。

事業概要

1.事業名称:2012 年度 ミャンマー(ビルマ)難民キャンプにおけるコミュニティ図書館活動

2.協力機関:各難民キャンプ委員会、キャンプ教育部会事務所メンバー(OCEE)、図書館委員会、カレン青年同盟

3.支援者名: 株式会社 俄

4.実施団体:公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会 東京事務所、ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所
 (http://sva.or.jp/)

5.事業実施対象地: タイ・ミャンマー(ビルマ)国境の難民キャンプ(7ヶ所)

6.事業実施期間:2012 年 1 月~12 月

7.受益者:図書館利用者 539,201 人

出版された絵本について

絵本

「あなたにできることは?」
著者 : Nor Say
絵:Piya Kayaw

●絵本のおはなしは誰がつくったの?

『あなたにできることは?』のおはなしは、キャンプに暮らす子どもたちが自分の夢を人前で話すことを恥ずかしがる様子を受け、自信をもって自分のことを他の人に説明できるようになって欲しいという思いが込められ、カレン難民委員会教育部会に所属するノー・セイ氏によってつくられたオリジナルのストーリーです。

●絵は誰が描いたの?

絵は、タイ国境で芸術活動、子ども支援活動を実施しているピヤ・カヨー氏によって描かれました。彼は、タイに住むカレン族を対象にした子ども発達支援センターで芸術や音楽を教える活動をしています。

●どうやって出版したの?

シャンティ国際ボランティア会(SVA)の現地事務所の出版委員会と、カレン難民員会教育部会が協力して出版しました。絵本を作成するにあたり、カレン難民員会教育部会と作品のテーマについて協議し、難民キャンプの子どもたちの普段の様子から、自分自身の夢を抱けるようになって欲しいという思いが込められ、おはなしの内容が決定され出版されました。子どもたちが好きな動物を描くことで、彼らにとって親しみやすい絵本を作るように心がけました。加えて、様々な動物の紹介をすることで、子どもたちが動物の生態を学習することにも繋がり、難民キャンプ内で不足する学校教材としても使用できるようにしました。

●ストーリー

様々な動物達が次々と自分のできることを紹介していき、最後に読んでいる子どもに対して、自分のできることを問いかけるおはなしです。

絵本ができるまで。できてから。

  • 1.

    挿絵の下書き

  • 2.

    SVA職員と編集者との打ち合わせ

  • 3.

    印刷工程の様子

  • 4.

    完成 絵本『あなたにできることは?』 の内表紙と裏表紙

  • 5.

    カレン語と英語で記載

  • 6.

    絵本が難民キャンプに届きました

  • 7.

    届いた新しい絵本を真剣に読む子ども

  • 8.

    出版された新しい絵本を友達と楽しむ子どもたち

子どもたちの声

ノー・ブルー・ドーちゃん

クリ・エ・ソー・スーくん
8歳
ウンピアム難民キャンプ

僕の名前はクリ・エ・ソー・スーです。4人家族で、お姉ちゃんと両親と一緒に暮らしています。洗濯したり、水を運んだり、犬と猫に餌をあげたりして、家のお手伝いをしています。時間のある時には、友達と追いかけっこをして遊ぶことが好きです。図書館には週に1回、特に土曜日に通っていています。本を読むことができて、絵を描いて友達と遊ぶことができるので、僕は図書館が好きです。この本の中で、23ページ目のラクダについて教えてくれるページが特に好きです。僕はいつかラクダに乗ってみたいと思っていて、まだ本物のラクダを見たことがないからです。それ以外にもこの本は、動物の英語の名前や、色んな動物達ができることを教えてくれます。この本でたくさんのことを知ることができました。僕は将来先生になりたいと思っています。他の人にもたくさんのことを教えていきたいからです。この本の支援を通して僕達を支えてくれて、本当にありがとうございます。僕はこの本を読んでいる時、とても幸せな気持ちになります。

ソー・ポー・トー・トーくん

ワ・ケー・ラ・ウィン
8歳
ウンピアム難民キャンプ

私の名前はワ・ケー・ラ・ウィンです。私は4人家族で、弟と両親と一緒に暮らしています。家の掃除をしたり、洗濯をしたり、弟の面倒をみたりして、家のお手伝いをしています。私は本を読むことと、友達と遊ぶことが好きです。友達とは、かくれんぼや追いかけっこをして遊んでいます。図書館には週に1回通っていて、私は図書館が好きです。それは、本を読むことが大好きで、図書館では友達とも遊ぶことができるからです。この本の中で、7ページ目のクマについて教えてくれるページが特に好きです。私は本物のクマを1度も見たことがないので、いつか見てみたいと思っているからです。この本を読んで、たくさんの動物の名前と動物たちが何ができるのかを知りました。将来私はお医者さんになって、両親の面倒を見たいと思っています。日本の皆さま、新しい本を私達に届けてくれて、本当にありがとうございます。

事業概要

1.
事業名称:2018 年度 ミャンマー(ビルマ)難民キャンプにおけるコミュニティ図書館を通じたノンフォーマル教育支援事業

2.
協力機関:難民キャンプ委員会、カレン難民委員会教育部会、キャンプ教育部会事務所、図書館委員会

3.
支援者名: 株式会社 俄

4.
実施団体:公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会

5.
事業実施対象地: タイ国境 7 カ所のミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

6.
事業実施期間:2018年1月~12月末日

7.
受益者:図書館利用者 409,448人(子ども:255,183人、17歳以上の大人:154,265人)

出版された絵本について

絵本

「地球を大事にすること」
著者 : Nor Say
絵:Piya Kayaw

●絵本のおはなしは誰がつくったの?

『地球を大事にすること』の絵本は、カレン難民委員会教育部会に所属するノー・セイ氏によって、現在地球が直面している様々な環境問題を分かりやすく紹介するおはなしが書かれました。

●絵は誰が描いたの?

絵は、タイ国境で芸術活動、子ども支援活動を実施しているピヤ・カヨー氏によって描かれました。彼は、タイに住むカレン族を対象にした子ども発達支援センターで芸術や音楽を教える活動をしています。

●どうやって出版したの?

シャンティ国際ボランティア会(SVA)の現地スタッフと、難民キャンプの図書館委員会が協力して出版しました。絵本を作成するにあたり、カレン難民員会教育部会と作品のテーマについて協議し、現在難民キャンプの中でも大きな課題となっている環境保護の問題を取り上げられることになりました。特に人口の多いメラ難民キャンプの中では、ごみ捨て場があるにも関わらず、様々なごみが道端に捨てられており、キャンプの中を流れる小さな小川にもごみが溜まっているなど、住民の生活環境の悪化に繋がっています。年に何度か周辺の住民を巻き込んでの川の大掃除が行われていますが、人々の意識の変化には至っていません。そこで子どもたちに自分たちの住む環境を守ること、そして地球の環境を大事にすることを学んでほしいとの思いが込められています。

●ストーリー

地球環境を守ることの大切さを学ぶことができます

絵本ができるまで。できてから。

  • 1.

    シャンティ国際ボランティア会(SVA)職員による絵本ダミー版確認

  • 2.

    完成 絵本『地球を大事にすること』 の絵本表紙見開き

  • 3.

    完成 絵本『地球を大事にすること』 の内表紙と裏表紙

  • 4.

    カレン語と英語で記載

  • 5.

    絵本が難民キャンプに届きました

  • 6.

    コミュニティ図書館に配架された絵本

  • 7.

    土砂崩れが描かれたページを真剣に読む子ども

  • 8.

    出版された絵本を楽しむ子どもたち

子どもたちの声

ノー・ブルー・ドーちゃん

ノー・ブルー・ドーちゃん
13歳
メラ難民キャンプ

私の名前はノー・ブルー・ドーです。第2中学校2年生です。
メラ難民キャンプで家族と共に暮らしています。3人兄弟です。家では時に料理や水運びを手伝っています。暇なときは友達と遊びます。特に好きなのは走ることです。学校が図書館の近くにあるので、ほぼ毎日放課後に図書館に来ます。図書館では本を読んだり歌を歌ったりできるので、好きです。 この本は、私に地球を守ることについて教えてくれるので好きになりました。この本にあるように、私たちはもっと木を育てようと思います。本の中で特に好きな部分は、男の子が苗木を植えるところです。なぜなら、それは大きく育つととても美しい自然を生み出すからです。そして鳥も遊びに来るでしょう。この本を読み、木々は地球にとってとても大切であるということを学びました。また、ごみがあふれてしまっているので、ペットボトルなどを再利用してお花などの装飾品を作ろうと思いました。
将来私はお医者さんになりたいです。そして家族や地域の人びとを助けたいです。この本を支援していただきありがとうございます。たくさんの知識を与えてくれる図書は、私たちにとってとても大切なものです。今後ともご支援を継続していただけることを祈っています。

ソー・ポー・トー・トーくん

ソー・ポー・トー・トーくん
11歳
メラ難民キャンプ

僕の名前はソー・ポー・トー・トーです。今は第二中学校の5年生です。僕の家族は6人家族で兄が2人、姉が1人、弟が1人います。家では、掃除を手伝います。時々、買い物にも行きます。
友達と絵を描いて遊ぶことが好きです。図書館には放課後ほぼ毎日来ています。本を読むことでたくさんの知識を得ることができるので、僕は図書館が好きです。
そして僕はこの新しく出版されたおはなしを気に入っています。どのように地球をきれいにして、私たちの未来のためにどのように木を植えたらいいのかを教えてくれるからです。特に好きなページは、地球が自然いっぱいの美しい環境になる部分です。とても美しいので、自分もそのような場所に住みたいと感じました。そして、この本を読んで学んだのは、もし私たちが木をどんどん切ってしまうと私たちの地球がとても暑くなってしまうことです。そして木が無くなれば、絵に描かれていように、土砂崩れなどの自然災害が起こってしまうのです。
僕は将来先生になって子どもたちにカレン語を教えたいです。子どもたちがもっと知識を得られるような助けをしたいと思います。
この本をご支援下さり、ありがとうございます。本がたくさんの知識をくれ、私たちはたくさん学ぶことができます。とても感謝しています。

事業概要

1.
事業名称:2017年度 ミャンマー(ビルマ)難民キャンプにおけるコミュニティ図書館を通じたノンフォーマル教育支援事業

2.
協力機関:難民キャンプ委員会、カレン難民委員会教育部会、キャンプ教育部会事務所、図書館委員会、

3.
支援者名: 株式会社 俄

4.
実施団体:公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会

5.
事業実施対象地: タイ国境 7 カ所のミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

6.
事業実施期間:2017 年 1 月~12 月末日

7.
受益者:図書館利用者 394,342人(子ども:241,897人、大人:152,445人)

出版された絵本について

絵本

「私の好きなカレン月」
著者 : Nor Say
絵: Saw Kyaw Khaing

●絵本のおはなしは誰がつくったの?

『私の好きなカレン月(カレン語)』の絵本は、カレン難民委員会教育部会に所属するノー・セイ氏によって、カレン語で韻を踏んだ詩が書かれました。さらに巻末にはカレンの暦に関わる単語が紹介されています。近年、カレン族の間でも西暦の月を使うことが増えてきていますが、この絵本を通して、伝統文化でもあるカレン族の独自の暦を維持することにも繋がっています。

●絵は誰が描いたの?

絵はメラ難民キャンプに住むソー・チョー・ケイン氏によって描かれました。彼は、難民キャンプで活動するカレン学生ネットワークグループの一員であり、難民キャンプ内で学生や若者を対象にして芸術活動を含む様々な活動を実施しています。

●どうやって出版したの?

シャンティ国際ボランティア会(SVA)の現地スタッフと、メラ難民キャンプの出版委員会が協力して出版しました。この作品を作成した背景には、学校カリキュラム内の学習内容を補助する絵本がほしいという難民キャンプ内の保育所や小学校からのリクエストがあり、カレン難民委員会教育部会と協議した結果、カレンの月を紹介する絵本を作ることになりました。この作品には、英語も併記されています。英語を含む2言語での併記は、子どもたちが絵本を通じて、カレン族の文化行事や学校行事、伝統的な生活について知ることに加え、難民キャンプ内の子どもたちや若者の英語学習にも活用してほしいという思いが込められていす。

●ストーリー

カレン族が使う「月」を、その月にある文化行事や生活の様子を踏まえながら紹介しているお話。子どもたちは絵本を通じて、カレン族の文化行事や学校行事、伝統的な生活について知ることができます

絵本ができるまで。できてから。

  • 1.

    絵本の構成を相談

  • 2.

    出版スタッフによる挿絵確認

  • 3.

    絵本はカレン語と英語で記載

  • 4.

    カレンの暦に関わる単語を紹介

  • 5.

    完成 絵本「私の好きなカレン月」の裏表紙

  • 6.

    難民キャンプの図書館に配架された本

  • 7.

    読書を楽しむ子どもたち

  • 8.

    絵本が難民キャンプに届きました

子どもたちの声

セー・バー・ムーちゃん

ポロー・ソーちゃん
10歳
メラ難民キャンプ

私は小学校4 年生です。5 人家族で、3 人姉と暮らしています。 家ではご飯を炊いたり、水を汲んだりなどの手伝いをしています。 学校が終わると、友達と縄跳びやかくれんぼをして遊んでいます。 図書館で本を読むのも大好きです。図書館にはたくさんの面白い本 があり、友達や図書館員とゲームをしたり歌ったりするのは、私の お気に入りの時間でもあります。私のお気に入りの絵本は『私の好 きなカレン月』です。この本を読んで私は、初めてカレン語で各月 の呼び方を知りました。家族や友達にも教えてあげたいと思いま す。この本のお気に入りは、6 月にみんなで勉強しているところで す。もうすぐ私もテストがあるので、頑張ろうと思います。 私の将来の夢は、先生になることです。学校の勉強を頑張って、 英語、算数、理科を子ども達に教えたいと思います。 ご支援くださっている日本のみなさん、この本を届けてくださって ありがとうございました。ぜひ、みなさんも私たちの文化、カレン の行事について知っていただけたら嬉しいです。

ムー・テー・レーちゃん

プレアー・ムーちゃん
9歳
メラ難民キャンプ

私は小学校4 年生で、8 人家族です。6 人兄弟で、兄が3 人と姉 が2 人います。ご飯を炊いたり水を汲んだりすることが家での私 の仕事です。友だちと歌ったり踊ったりして遊ぶのが大好きです。 自由な時間があると本を読むため、図書館に行きます。図書館では お姉さんやお兄さんに勉強を教わることもあります。図書館員さ んの読み聞かせや手遊び歌も楽しいですし、絵を描いたりして遊 ぶのも好きです。そのため図書館にはほとんど毎日来ています。 私は『私の好きなカレン月』という本が好きです。私の民族の文 化を絵で見ることが出来ます。この絵本には、素敵な絵がたくさん 載っていて、1 月のカレン正月のイラストは私のお気に入りです。 私は、踊るのが好きなのでカレン民族ダンス(ドンダンス)をする お正月はとても幸せです。私の将来の夢は医者になることです。困 っている人たちを助けてあげられる仕事をしたいです。 この本は、読んでいてとても楽しくなります。この本を出版して くれた皆さん、ありがとうございました。

事業概要

1.
事業名称:2016年度 ミャンマー(ビルマ)難民キャンプにおけるコミュニティ図書館活動

2.
協力機関:難民キャンプ委員会、カレン難民委員会教育部会、キャンプ教育部会事務所、図書館委員会、

 
     図書館青年ボランティア

3.
支援者名: 株式会社 俄

4.
実施団体:公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会

5.
事業実施対象地: タイ国境 7 カ所のミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

6.
事業実施期間:2016 年 1 月~12 月末日

7.
受益者:図書館利用者 414,854人(子ども:262,376人、大人:152,478人)

出版された絵本について

絵本

「時計の針の仕事」
著者 : Khu Law Eh
絵: Saw Kyaw Kain

●絵本のおはなしは誰がつくったの?

『時計の針のしごと(カレン語)』の絵本は、メラ難民キャンプのクロエさんによって書かれた物語です。クロエさんは、メラ難民キャンプの図書館員だった頃に行った数多くの絵本の読み聞かせの経験を元に、この『時計の針のしごと』を書きました。この物語は、子どもたちの身近にある時計が題材になっており、長針・短針・秒針のそれぞれに自分には自分の役割があること、そして同時に協力し合うことの大切さを楽しみながら学ぶことができるように工夫されています。

●絵は誰が描いたの?

絵はメラ難民キャンプに住むソー・チョー・ケイン氏によって描かれました。彼は、難民キャンプで活動するカレン学生ネットワークグループの一員であり、難民キャンプ内で学生や若者を対象にして芸術活動を含む様々な活動を実施しています。

●どうやって出版したの?

シャンティ国際ボランティア会(SVA)の現地スタッフと、メラ難民キャンプの出版委員会が協力して出版しました。民話出版は、これまで難民キャンプ内で主流のカレン民族の作品を多く出版していたそうですが、難民キャンプ内には様々な民族が暮らしており、これらの民族の文化や背景を理解し、お互いに理解、尊重しあうことが大切になるため、双方の話し合いの結果、2014 年ミャンマー(ビルマ)族の民話を出版することが決まりました。このお話は、カレン語以外に、ビルマ語、英語にも翻訳され、この作品のカレン語版には、英語も併記されています。英語を含む2言語での併記は、子どもたちが物語を楽しむことに加え、難民キャンプ内の子どもたちや若者の英語学習にも活用してほしいという思いが込められていす。

●ストーリー

ある街に大きな塔が建っていました。その塔には丸い大きな時計がありました。この時計の時を知らせる長い針さん、分を知らせる短い針さん、秒を知らせる秒針さんは、共に仲良く働き続けていました。街の人たちは皆、この時計を見ながら毎日暮らしていました。ある日、秒針が自分が一番働いていると長い針と短い針に対して不満を言い、続けて、短い針も長い針に対して、自分の方が働いていると不満を言いだしました。長い針は我慢しきれなくなり、早く動き出してしまいました。これを見た街の人々は時計が壊れてしまったのだと思い、その塔から時計を外して捨ててしまいました。臭くて汚いゴミ捨て場に捨てられてしまった時計の中で、針たちは、「お互いにそれぞれの役割があるのだから、不満を言い合うのは間違っていたね」と反省して謝り合いました。そうしていると、一人の男が、臭くて汚いゴミ捨て場に捨てられていた時計を拾って直して、きれいにして部屋に飾ってくれました。それからは、長い針も短い針も秒針も仲良く働き続けました。

絵本ができるまで。できてから。

  • 1.

    ソー・チョー・ケイン氏によって描かれた下絵

  • 2.

    出版担当スタッフによるおはなしと絵の編集

  • 3.

    カレン語、英語で記載

  • 4.

    印刷を終えた、『時計の針のしごと』の絵本(カレン語版)

  • 5.

    完成 絵本の裏表紙(カレン語版)

  • 6.

    各難民キャンプへ配布される絵本の準備

  • 7.

    絵本が難民キャンプに届きました!

  • 8.

    難民キャンプの図書館で絵本を読む子どもたち

子どもたちの声

セー・バー・ムーちゃん

セー・バー・ムーちゃん
小学校2年生
メラ難民キャンプ

私は小学2年生で、兄が一人いる4人家族です。水汲みとお母さんの食事の支度のお手伝いをしています。自由な時間には、友だちと鬼ごっこをしたりして遊ぶのが好きです。図書館員さんからお話を聞いたり、歌を歌ったりするのも大好きなので、図書館は毎日通っています。今。私が気に入っている絵本は『クマと友だち』です。この絵本は友情についてのお話で、友だちと一緒にいる時は、この絵本と同じように友だちと仲良くしたいと思いました。この絵本の中のお気に入りは、友だちである3匹の動物たちが、それぞれ自分の将来の夢ややりたいことを話し合っているところです。私の将来の夢は看護婦さんになって、病気の人たちを助けることです。この絵本を読んで、その他にも友だちと一緒に色々なことをやりたいという夢ができました。この絵本はかわいい絵がたくさんあるので大好きです。

ムー・テー・レーちゃん

ムー・テー・レーちゃん
小学校2年生
メラ難民キャンプ

私は小学校2年生です。私には兄と妹がいて、全部で12人家族です。家では兄の子供たちの面倒を見ています。自由な時間には、本を読むために図書館に行ったり、友だちと縄跳びや鬼ごっこをしたりして遊ぶことが好きです。図書館に来ると本が読めるだけでなく、図書館員さんや友だちと遊んだり、歌をうたったり、ちょっとした体操をしたりできるのでとても楽しいです。私のお気に入りの絵本は『知恵は自由をもたらす』です。この絵本は、知恵があれば敵などの危険から身を守ることが出来ると教えてくれました。知恵や知識は私たちを賢くしてくれます。さらに、知恵を得て賢くなれば、自分だけでなく他の人がとても大変な状況になっても、助けることが出来るようになります。知恵を得ることはとても大事だと思いました。他の人々が大変な時に助けてあげられるように、将来は看護師になりたいと考えています。 大切なことを教えてくれる絵本を届けてくださって、ありがとうございました。

事業概要

1.
事業名称:2015年度 ミャンマー(ビルマ)難民キャンプにおける、教育セクターへの読書推進拡充事業

2.
協力機関:カレン難民委員会教育部会(KRCEE)、各難民キャンプ委員会、キャンプ教育部会事務所(OCEE)、

 
図書館委員会、図書館青年ボランティア

3.
支援者名: 株式会社 俄

4.
実施団体:公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会 東京事務所、ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所

 
〒160-0051 東京都新宿区大京町31 慈母会館2、3 階

 
(http://sva.or.jp/)

5.
事業実施対象地: タイ国境 7 カ所のミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

6.
事業実施期間:2015 年 1 月~12 月

7.
受益者:図書館利用者 435,444 人

出版された絵本について

絵本

「知ったことではない」
ビルマ族の民話
著者 : Thara Poe Lay Tay
絵: Saw Kyaw Kain

●絵本のおはなしは誰がつくったの?

出版を支援した「知ったことではない」のおはなしは、ミャンマー(ビルマ)の民話をもとに、2013 年にメラ難民キャンプ出版委員会のポー・レイ・テイ氏によって分かりやすく書き直されました。

●絵は誰が描いたの?

絵はメラ難民キャンプに住むソー・チョー・ケイン氏によって描かれました。彼は、難民キャンプで活動するカレン学生ネットワークグループの一員であり、難民キャンプ内で学生や若者を対象にして芸術活動を含む様々な活動を実施しています。

●どうやって出版したの?

シャンティ国際ボランティア会(SVA)の現地スタッフと、メラ難民キャンプの出版委員会が協力して出版しました。民話出版は、これまで難民キャンプ内で主流のカレン民族の作品を多く出版していたそうですが、難民キャンプ内には様々な民族が暮らしており、これらの民族の文化や背景を理解し、お互いに理解、尊重しあうことが大切になるため、双方の話し合いの結果、2014 年ミャンマー(ビルマ)族の民話を出版することに決定したそうです。このお話は、カレン語以外に、ビルマ語、英語にも翻訳され、この作品のカレン語版には、英語も併記されています。子どもたちがお話を楽しむことに加え、英語を含む2言語での併記は、難民キャンプ内の子どもたちや若者の英語学習のために非常に有効になるだろうという思いが込められているそうです。

●ストーリー

昔々あるところに呑気な王様がいました。食事中に一滴のハチミツが窓の外に落ち下へ垂れても、ヤモリがそのハチミツをなめても、ネコがハチミツをなめているヤモリを見つけて捕まえても、イヌがヤモリを食べるネコを見て噛み付き喧嘩が始まっても、ネコの飼い主がイヌに噛まれたのを見て怒り、ネコの飼い主とイヌの飼い主と喧嘩を始めても、それらを仲裁する為に仲間や兵隊が喧嘩を拡大しても、「気にするな。知ったことではない。」と言って、取り合わず、解決に努めませんでした。結果、喧嘩はどんどん大きくひどくなり、もはや喧嘩と呼べるような小さいものではなくなってしまいました。遂に王様の宮殿は燃えて、跡形も無くなるまで続きました。王様と召使たちはどうすることもできずに、命からがら燃え盛る宮殿を後にしました。「一適のハチミツが始まりで、こんなことになるとは、『知ったことではない』などと言っている場合ではなかったのだ。」そう、王様はようやく気づいたのです。小さな問題を放っておいたばかりに、問題が大きくなり、最後には住むところも失い、王様と召使たちは木の下に住むことになってしまいました。

絵本ができるまで。できてから。

  • 1.

    ソー・チョー・ケイン氏によって描かれた下絵

  • 2.

    出版担当スタッフによるおはなしと絵の編集

  • 3.

    カレン語と英語で記載

  • 4.

    印刷を終えた、『知ったことではない』の絵本(カレン語版)

  • 5.

    完成 絵本の裏表紙(カレン語版)

  • 6.

    各難民キャンプへ配布される絵本の準備

  • 7.

    絵本が難民キャンプに届きました!

  • 8.

    難民キャンプの図書館で絵本を読む子どもたち

子どもたちの声

ソー・エー・ゲー・ドーくん

ソー・エー・ゲー・ドーくん
(11歳)
ウンピアム難民キャンプ

僕は小学校4年生です。5人家族で、兄と姉が1人ずついます。水汲みや家の掃除が、僕の家での役割です。友達とサッカーをして遊ぶのが大好きです。また放課後時間があるときには、塾に通って学校での勉強とは別に、1時間勉強しています。図書館は大好きで、時間があるときは、よく行きます。図書館に来れば、本を読むことで、学校では学ぶことのできない知識などを得ることができます。僕のお気に入りの絵本は『知ったことではない』です。このおはなしは、たとえ小さなことでも、放っておけばその内大きな問題になってしまうということを教えてくれます。特に一滴のハチミツが原因で、人々が闘っているシーンが心に残っています。他の人の言うことに耳を傾けることの大切さを、この絵本から学べたと思います。将来の夢は、お医者さんです。医者になってカレン人を始めとする貧しい人々の助けとなりたいです。このおはなしはもちろん、図書館にある他の多くの絵本からたくさんのことを学ぶことができます。ご支援ありがとうございました。

ノー・タ・セイちゃん

ノー・タ・セイちゃん
(12歳)
ウンピアム難民キャンプ

私は小学校4年生で、家族7人で暮らしています。兄が1人で、4人姉妹の3女です。家の手伝いは、ご飯を炊いたり、水を汲んだりすることです。自由な時間は図書館に行って読書をしたり、友達と一緒にサッカーやフリスビーをして遊ぶことが多いです。図書館へは週に3~4回通っています。図書館では、たくさんの本を読むことができ、色々なことを学べるので、大好きな場所のひとつです。私は、『知ったことではない』という絵本が好きです。この絵本は、読む人に大事なことを教えてくれます。たとえ小さなことでも、何もしないでいると大問題になるかもしれないということです。そして、他の人の意見や知識を無視していては、良くないことが起きるということを私はこの絵本から学びました。将来の夢は先生になり、子どたちに教えることです。図書館にあるたくさんの本のおかげで、キャンプで生活しているだけでは知ることのできない、違った世界を知ることができます。日本のご支援者の皆様に感謝ています。素晴らしい絵本をありがとうございました。

事業概要

1.
事業名称:2014 年度 ミャンマー(ビルマ)難民キャンプにおけるコミュニティ図書館活動

2.
協力機関:カレン難民委員会教育部会(KRCEE)、各難民キャンプ委員会、キャンプ教育部会事務所(OCEE)、

 
図書館委員会、出版委員会

3.
支援者名: 株式会社 俄

4.
実施団体:公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会 東京事務所、ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所

 
〒160-0051 東京都新宿区大京町31 慈母会館2、3 階

 
(http://sva.or.jp/)

5.
事業実施対象地: タイ国境 7 カ所のミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

6.
事業実施期間:2014 年 1 月~12 月

7.
受益者:図書館利用者 454,946 人

出版された絵本について

絵本

「白いひよこ」
著者 : Saw Johann
絵: Saw Kaw So So
編者 : Michael

●絵本のおはなしは誰がつくったの?

出版を支援した「白いひよこ」(カレン語版)のおはなしは、2012年にメラマルアン難民キャンプ在住のソー・ヨハン氏によって作られたオリジナルのストーリーです。

●絵は誰がかいたの?

絵はメラ難民キャンプに住む画家のソー・コー・ソ・ソ氏によって描かれています。彼は2013 年1 月にSVA様主催の絵本出版研修に参加し、絵本の中で使われる絵の描き方を学びました。

●どうやって出版したの?

シャンティ国際ボランティア会(SVA)の現地スタッフと、メラ難民キャンプの出版委員会が協力して出版されました。

●ストーリー

お母さんのことをよくきいた白いひよこと、きかなかった黒いひよこ。お母さんが死んでしまった後、黒いひよこは生きていくのに困りましたが、白いひよこに助けられました。3羽はそれぞれ家族に恵まれ、親から習ったことを子から孫へと伝えていったというお話。

絵本ができるまで。できてから。

  • 1.

    ソー・コー・ソ・ソ氏によって描かれた下絵

  • 2.

    SVAスタッフによるおはなしと絵の編集

  • 3.

    英語表記でのドラフト作成

  • 4.

    印刷を終えた、「白いひよこ」の絵本(カレン語版)

  • 5.

    印刷~完成 絵本の裏表紙(カレン語版)

  • 6.

    各難民キャンプの図書館への配布準備

  • 7.

    難民キャンプの図書館で「白いひよこを」読む子どもたち

  • 8.

    「白いひよこ」が難民キャンプに届きました!

子どもたちの声

ソー・モー・セ・トゥエイ

ソー・モー・セ・トゥエイ
(10歳)
ヌポ難民キャンプ

僕は、小学校3 年生です。5 人家族で、3 人の兄弟がいます。 僕が一番年下です。時間があるときは学校の課題の読書をします。 また、友達とかくれんぼをすることが好きです。学校に行くことも好きで、一番好きな科目は、カレン語です。 なぜなら、カレン語を読むことが得意だからです。 そしてカレン語の学習は他の言語を理解するためにも役に立つと思います。
私は週に3 回図書館に行きます。様々な知識が得られる図書館の活動が大好きです。
僕のお気に入りの絵本は「白いひよこ」です。 このおはなしは、子どものときから何が正しいことなのか、ということを学ばなければ将来困るだろうということを教えてくれています。 僕の将来の夢は医者になることです。私は病気の人を助け、仲間に尽くしたいです。日本のご支援者の皆さまに感謝しています。読書を通して、もっと勉強に励みたいと思います。

ノー・イェ・ミントちゃん

ノー・イェ・ミントちゃん
(12歳)
ウンピアム難民キャンプ

私はパオ族の小学校6 年生で、両親と兄妹の6 人家族です。 私は学校が好きで、一番好きな課目は算数とビルマ語です。 私の村ではビルマ語が使われているので、村に帰ったときは必ずビルマ語で話しかけられます。 そのときにビルマ語が理解できれば、村の人とすぐに仲良くなれると思うからです。 そしてビルマ語が理解できない人のために教えてあげることもできるからです。 算数が好きな理由は、雑貨屋さんに言ったときお金の計算ができるからです。
私は、図書館に行くことが大好きです。 なぜなら、図書館に行けば様々な本を読むことができますし、本を読むことで知識を高め、物事を色々な角度から見ることができるようになります。 また、本を読むことで私はもっと本を読みたいと思うようになります。 私が好きな本は、「白いひよこ」です。 この本は両親と兄妹を愛する方法を教えてくれます。 私たちが図書館に行くと、図書館員は笑顔で迎えてくれます。 彼らはいつも私たちのことを愛してくれています。 そして私たちのために様々な活動をしてくれるので、とても嬉しいです。 私の将来の夢は、お医者さんになることです。 私は将来風邪をひいた人やお年寄り、そして家族を助けるためにお医者さんになりたいです。

事業概要

1.事業名称:2013 年度 ミャンマー(ビルマ)難民キャンプにおけるコミュニティ図書館活動

2.協力機関:カレン難民委員会教育部会(KRCEE)、各難民キャンプ委員会、キャンプ教育部会事務所(OCEE)、図書館委員会、出版委員会

3.支援者名: 株式会社 俄

4.実施団体:公益社団法人 シャンティ国際ボランティア会 東京事務所、ミャンマー(ビルマ)難民事業事務所
 (http://sva.or.jp/)

5.事業実施対象地: タイ国境 7 カ所のミャンマー(ビルマ)難民キャンプ

6.事業実施期間:2013 年 1 月~12 月

7.受益者:図書館利用者 503,117 人

ミャンマー(ビルマ)難民キャンプとは

「2千キロに及ぶタイとミャンマー(ビルマ)国境付近には、現在、タイ政府に正式に認められたミャンマー(ビルマ)難民キャンプ(総面積53,767.6km2)が9ヶ所あります。 そのうち、カレニー族のキャンプが2ヶ所、カレン族のキャンプが7ヶ所になります。(SVAはカレン族のキャンプのみで活動しています。)

1949年よりミャンマー(ビルマ)国内の少数民族の反政府勢力とミャンマー(ビルマ)軍事政権とによる対立が始まり、1975年以降、戦闘や人権侵害を逃れて人々がタイ側へ流出。 1984年に正式に難民キャンプが設立されてから25年経った現在も、難民帰還の兆しは見出せない状況にあります。一方で、受入国であるタイ政府は自国社会への統合政策には消極的です。

難民キャンプでの教育状況においては、先述の第三国定住政策から教員や指導者層の流出が相次いでおり、教育関係のNGOも新たな教員や職員の雇用や研修に要する時間・経費等の問題を抱えています。 教育の質の低下は、子どもたちの不登校や中退の誘因となることも懸念されています。」

シャンティ国際ボランティア会 公式サイト「ミャンマー(ビルマ)難民キャンプ概要」より転載

ミス・レケーコ

「ミス・レケーコ」
著者 : Saw Dor & Nor Say
編者 : Khaepoeh KhiangA' moun

~あらすじ~

昔々、小さな島があり、そこに、ある家族が住んでいました。その家族には娘がおり、家族はとても可愛がっていました。 この小さな女の子の名前は「レケーコ」。彼女が大きく成長していくと、そのおしりも大きくなり、村人はおしりの上に住むようになりました。
そしてある日・・・ 「バーン!」と隕石がレケーコにぶつかりました!
ぶつかって7日後、以前よりも自然豊かで美しい大地が誕生し、レケーコのおかげで村人はずっと幸せに暮らしました。

白いひよこ

「白いひよこ」
著者 : Saw Johann
絵: Saw Kaw So So
編者 : Michael

~あらすじ~

一羽の白い雌鶏がいて10個の卵を産みました。ようやく3羽のひなが孵り、1羽は白いひよこ、2羽は黒いひよこでした。雌鶏はひよこたちを大事に育て、えさを取る方法、危険を回避する方法などを教えました。白いひよこはお母さんが教えてくれたことをすべて学んで覚えました。お母さんが病気にかかった時、白いひよこはお母さんのそばに居続け看病を続けましたが、黒いひよこはお母さんのことを考えず、家に帰った時にはお母さんはすでにこの世を去っていました。お母さんが死んでしまった後、黒いひよこは生きていくのに困りましたが、白いひよこに助けられました。3羽はそれぞれたくさんの家族に恵まれ、親から習ったことを子から孫へと伝えていきました。

知ったことではない

「知ったことではない」
著者 : Thara Poe Lay Tay
絵: Saw Kyaw Kain

~あらすじ~

昔々あるところに呑気な王様がいました。食事中に一滴のハチミツが窓の外に落ち下へ垂れても、ヤモリがそのハチミツをなめても、ネコがハチミツをなめているヤモリを見つけて捕まえても、イヌがヤモリを食べるネコを見て噛み付き喧嘩が始まっても、ネコの飼い主がイヌに噛まれたのを見て怒り、ネコの飼い主とイヌの飼い主と喧嘩を始めても、それらを仲裁する為に仲間や兵隊が喧嘩を拡大しても、「気にするな。知ったことではない。」と言って、とりあわず、解決に努めませんでした。結果、喧嘩はどんどん大きくひどくなり、もはや喧嘩と呼べるような小さいものではなくなってしまいました。遂に王様の宮殿は燃えて、跡形も無くなるまで続きました。王様と召使たちはどうすることもできずに、命からがら燃え盛る宮殿を後にしました。「一適のハチミツが始まりで、こんなことになるとは、『知ったことではない』などと言っている場合ではなかったのだ。」そう、王様はようやく気づいたのです。小さな問題を放っておいたばかりに、問題が大きくなり、最後には住むところも失い、王様と召使たちは木の下に住むことになってしまいました。

知ったことではない

「時計の針のしごと」
著者 : Khu Law Eh
絵: Saw Kyaw Kain

~あらすじ~

ある街に大きな塔が建っていました。その塔には丸い大きな時計がありました。この時計の時を知らせる長い針さん、分を知らせる短い針さん、秒を知らせる秒針さんは、共に仲良く働き続けていました。街の人たちは皆、この時計を見ながら毎日暮らしていました。ある日、秒針が自分が一番働いていると長い針と短い針に対して不満を言い、続けて、短い針も長い針に対して、自分の方が働いていると不満を言いだしました。長い針は我慢しきれなくなり、早く動き出してしまいました。これを見た街の人々は時計が壊れてしまったのだと思い、その塔から時計を外して捨ててしまいました。臭くて汚いゴミ捨て場に捨てられてしまった時計の中で、針たちは、「お互いにそれぞれの役割があるのだから、不満を言い合うのは間違っていたね」と反省して謝り合いました。そうしていると、一人の男が、臭くて汚いゴミ捨て場に捨てられていた時計を拾って直して、きれいにして部屋に飾ってくれました。それからは、長い針も短い針も秒針も仲良く働き続けました。

私の好きなカレン月

「私の好きなカレン月」
著者 : Nor Say
絵: Saw Kyaw Khaing

~あらすじ~

1年は12カ月です。
カレン正月は、いつも スァ・レイ(カレン暦1月)の初日です。
試験前の通達は、テェー・クー(カレン暦2月)の学生の気持ちを掻き立てます。
スゥエ・コァー(カレン暦3月)には、試験を通過することを祈りながら一生懸命勉強に励みます。
ラァ・クリィ(カレン暦4月)には、水祭りを祝います。楽しい休暇です。
学校が再開するデェ・ニャー(カレン暦5月)には、皆、喜んで学び、遊びます。
ラァ・スィ(カレン暦6月)は、学校で毎日一生懸命勉強します。
たくさんの雨が降るラァ・コォー(カレン暦7月)は、病気にならないよう健康に気を付けます。
ラァ・クー(カレン暦8月)の満月の日、リスト・タイイング(手首に紐を巻くお祭り)のために皆が集まります。
米が実るチィ・ムー(カレン暦9月)ごろ、願いが叶います。
田圃一面が黄色くなるチィ・チャー(カレン暦10月)には、お互いに助け合いながら、米の収穫をする時期です。
ラァ・ノォ(カレン暦11月)の儀式的行事には、幸せな気持ちでお寺に行きます。
ラァ・プルゥ(カレン暦12月)、クリスマスには、おたがいの祝福を祈ります。

地球を大事にすること

「地球を大事にすること」
著者 : Nor Say
絵:Piya Kayaw

~あらすじ~

地球温暖化や大気汚染、ごみ問題、水不足、火災、土砂崩れ、その他様々な自然災害が取り上げられており、自分たちが身近でできる対応方法や取り組みについて触れられています。

あなたにできることは?

「あなたにできることは?」
著者 : Nor Say
絵:Piya Kayaw

~あらすじ~

様々な動物達が次々と自分のできることを紹介していき、最後にカレン民族の子どもたちが登場し、自分たちができることを紹介しています。 読んだ後、子どもたちが自分には何ができるのだろうかと考えられるおはなしです。 アヒルさん、あなたにできることは何ですか?私は泳いで、飛ぶことができます。 イヌさん、あなたにできることは何ですか?私は物のにおいを嗅ぐことができて、ご主人様を助けることができます。 ワー・ポーさん、あなたにできることは何ですか?私は掃き掃除、洗濯をして、両親を手伝うことができます。 そして、あなた。あなたにできることは何ですか?

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